結論から言えば何もしていないから。厳密にいえば「普段の何気ない当たり前の生活を手放したくないから」何もしないんだと思う。安定や何もない生活=良い事のように感じるが、実はこれが本当にやばい。現状維持=退化だ。よく「戦争のない日常をありがたいと思え」「手足が自由に使えて言葉もしゃべれる。ご飯も贅沢をしなければ当たり前のように食べていける。普段、当たり前にできていることを感謝できないからつまらないんだ。とにかく感謝しよう」「普段お水は当たり前のように飲めているけど、砂漠に行ったら水を飲めることが最高の贅沢だよ」「幸せの定義は、相対的なものだから何気ない日常に感謝することが大切だ!」と書いてあることが多い。大抵、幸せについて調べるとこんな感じで書いてあるのだが自分の考えは違う。

 

確かに感謝するのは大事なのだがそもそも普段やっている、又は出来ていることを感謝するっていうのは不可能に近い。人間は物事に慣れる生き物だから。例えば大学に合格して、その高揚感を4年間維持できるだろうか?結婚してそれを何十年とモチベーション維持できるだろうか?高級車レクサス購入して、ずっと楽しめるだろうか?おいしいパンケーキ屋さん見付けて何百回と通えるだろうか?自分はおそらく無理だと思う。じゃあ何をしたらいいか?自分の能力よりもほんのちょっとだけ上の目標をたくさん作ることだ。結婚であったら夫婦でどんな家庭を築いていきたいか小さな目標をもつ、そして物を購入するときはそれを購入してどんなことをしたいか?本当に必要かを考える事。危険物取扱者乙4という割と有名な資格があるのだが、勉強しているときは合格するかどうか微妙だったのだが、合格した瞬間にそれが当たり前になってしまう。そのあとは他の類を目標にし、最終的には危険物取扱者甲種を目指す。危険物取扱者甲種は自分にとってかなりの強敵なボスなのだが、合格してしまえば意外とあっけないのではないかと考えている。

 

小さな目標をたくさん持ち、達成したら迅速に別の目標にシフトしていく。これが人生に飽きない方法ではないかと思う。


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